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お手入れ次第で長持ち!プロに任せたい障子修理とは

日常的に使われている障子は、気づかないうちに紙が破れたり、木枠がゆがんだりしてしまうことがあります。特に、長く住まわれているご自宅や、親御さんが暮らす実家では、経年による劣化が目立ち始めることも少なくありません。 自分で補修できるケースもありますが、状態によっては無理に手を加えるとかえって悪化してしまうこともあります。せっかくの和室の雰囲気を保つためにも、障子の状態に合わせて、必要な修理方法を見極めることが大切です。 この記事では、障子修理が必要になる原因や、自分でできる簡単な補修方法、プロに依頼したほうがよいケース、さらには費用の目安まで、幅広く解説していきます。障子を美しく保ちたいと考えている方や、修理のタイミングを迷っている方の参考になれば幸いです。



障子修理が必要になる主な原因とは

和室に欠かせない障子は、日常の暮らしの中で少しずつ傷んでいきます。時間の経過だけでなく、住まいの環境や家族のライフスタイルによっても劣化の進み方には違いが出るため、どんなことがきっかけで修理が必要になるのかを知っておくと安心です。


経年劣化による紙の破れやたるみ

使用年数が長くなるにつれて、障子紙の繊維は弱くなり、破れやたるみが見られるようになります。特に湿気や乾燥が繰り返される季節は、紙が縮んだり伸びたりして張りが失われやすくなります。気づかないうちに紙がたるんでいたり、軽い力でも破れてしまったりすることがあります。


ペットや子どものいたずらによる損傷

小さな子どもや動物がいるご家庭では、障子紙が破れる場面も少なくありません。紙に触れたり押したりするうちに、いつの間にか穴があいていたということもあるでしょう。とくに、下の方だけが集中的に破れている場合は、日常の中での動きが影響していると考えられます。


湿気や日差しによる木枠のゆがみ

障子は木枠と紙でできており、湿度や光の影響を受けやすい造りです。梅雨時など湿気が多い季節には、木枠が水分を吸って反りやすくなり、反対に空気が乾いていると収縮して歪みが生じることがあります。こうしたゆがみは、開け閉めがスムーズにできなくなる原因にもなります。



自分でできる障子の簡易修理方法

障子が破れてしまっても、軽い損傷であれば自分で補修できる場合があります。専用の道具がなくても、身近なもので代用できることもあり、初めての方でも取りかかりやすいのが特徴です。


部分的な破れの補修方法

小さな穴や破れであれば、全面を張り替えなくても一部だけ直すことが可能です。市販の補修用シールや、余った障子紙を使って貼り合わせる方法があります。破れた部分の周囲を整え、紙を上から丁寧に重ねるだけで、見た目もある程度整います。手軽ですが、修復跡が目立ちやすいため、応急処置としての活用がおすすめです。


障子紙の張り替えに必要な道具

全体を張り替える際には、いくつかの道具を準備しておくと作業がスムーズです。基本的には、障子紙、専用のり、霧吹き、カッター、定規があれば始められます。最近では、アイロンや両面テープで貼れるタイプの障子紙もあり、扱いやすいものが増えています。使いやすいものを選ぶと、作業の負担も少なくなります。


失敗しない貼り替えの手順

張り替え作業は、丁寧さが仕上がりを左右します。まず古い紙をきれいにはがし、枠のホコリや糊の残りを取り除きます。次に新しい障子紙を枠にのせ、端を仮留めしながら全体をバランスよく貼っていきます。最後に余分な紙を切り落とし、霧吹きで軽く湿らせて紙をピンと張らせます。少し時間を置けば、紙が自然と引き締まり、美しく仕上がります。



プロに依頼すべき障子修理のタイミング

手軽に修理できるように見える障子ですが、状態によっては自分で直すよりも専門の職人に任せた方が結果的に長持ちしやすくなります。無理に手を加えることで見た目が損なわれたり、かえって修復が難しくなることもあるため、修理をお願いする時期を見極めることも大切です。


木枠が歪んでいる、建付けが悪い場合

障子がスムーズに動かなくなったり、枠が斜めに見えたりする場合は、木の歪みが進んでいる可能性があります。こうした場合は、紙の張り替えだけでは改善が難しく、木枠の調整や交換が必要になることもあります。無理に動かし続けるとさらに状態が悪くなることがあるため、早めに相談したほうが安心です。


張り替えてもすぐに破れる場合

自分で何度か張り替えを行っても、短期間で紙が破れてしまう場合は、構造自体に原因があるかもしれません。たとえば、木枠のささくれや角の欠けによって紙が引っかかり、傷みやすくなることもあります。このような状態では見た目が整わないだけでなく、耐久性にも影響が出てきます。


和室全体の美観を整えたいとき

部屋の印象を一新したいときや、お客様を迎える機会があるときなど、障子の見た目を整えたい場面では、職人の手で仕上げたほうが安心です。紙の張り具合や仕上がりの美しさは、経験のある職人であれば細部まで整えることができます。見た目と機能の両方を整えたいときには、専門の修理を取り入れるのも一つの方法です。



障子紙の種類と選び方のポイント

障子紙にはさまざまな種類があり、それぞれに特性があります。使う紙の種類によって見た目や耐久性が異なるため、生活のスタイルや設置場所に合ったものを選ぶことが大切です。


普通紙・強化紙・和紙の違い

一般的な障子紙である「普通紙」は、扱いやすく価格も比較的手頃です。ただし、破れやすいため頻繁に張り替えが必要になることもあります。 一方で「強化紙」は樹脂を混ぜて加工されており、丈夫で破れにくいのが特長です。長くきれいな状態を保ちたい方におすすめです。 「和紙」は見た目に温かみがあり、光をやわらかく通すため、落ち着いた雰囲気を演出したい場合におすすめです。


部屋の用途やライフスタイルに合わせた選び方

部屋の使用目的によって、適した障子紙は異なります。たとえば、人の出入りが多い部屋や子ども部屋には破れにくい強化紙が便利です。落ち着いた空間を演出したいリビングや寝室などには、光の透け感を楽しめる和紙を使うと印象が変わります。普段の過ごし方をふまえて選ぶと、使いやすさが保ちやすくなります。


耐久性を高めたい場合の工夫

強度を重視したいときは、紙の厚みや繊維の密度にも注目しましょう。最近では、紫外線による色あせを抑えたり、水拭きが可能な素材が使われていたりと、扱いやすさを意識した製品も増えています。また、貼り直しやすいタイプを選んでおくと、後々の張り替えも負担が少なくなります。



障子修理の費用相場と見積もりの見方

障子の修理を依頼する際には、どの程度の費用がかかるか気になる方も多いかと思います。作業内容や使用する素材によって金額は異なるため、あらかじめ目安を知っておくと安心です。


紙の種類による価格の違い

まず、使用する障子紙の素材によって料金が変わります。一般的な紙は価格を抑えられるものの、破れやすいため、使用頻度の高い部屋にはあまり向いていません。強度のある紙や和紙などはやや費用がかかりますが、見た目の美しさが長持ちしやすいという特徴があります。どの紙を使うかによって、仕上がりにも差が出てきます。


修理箇所と範囲で変わる費用

修理が必要な部分が1枚だけか、それとも複数かによっても価格は変動します。また、紙の張り替えだけでなく、木枠の補修やゆがみの調整が含まれる場合は、別途作業費が加算されることもあります。内容によって所要時間にも差が出てくるため、費用は一律ではありません。


見積もり時に確認すべきポイント

見積もりを依頼するときは、作業に含まれる内容を一つひとつ確認しておくと安心です。障子紙の種類や枚数だけでなく、出張費や下準備の作業が含まれているかどうかも大切なチェック項目です。料金が明確に記載されているか、説明が分かりやすいかも、信頼できるかどうかを判断する材料になります。



金沢屋の障子修理サービスの特長

障子の張り替えや修理を依頼する際には、仕上がりの美しさだけでなく、安心して任せられる対応かどうかも気になるところです。素材選びから施工まで、一つひとつの作業を丁寧に行っています。


選べる障子紙の豊富さ

取り扱っている障子紙は、一般的なものから強度のあるタイプ、和紙風の質感を持つものまでさまざまです。お住まいの雰囲気や使う場所に合わせて、紙の質感や色味を選ぶことができ、仕上がりの印象にも違いが出てきます。見た目にこだわりたい方や、破れにくさを重視する方にも対応できるように、多様な紙を揃えています。


職人による丁寧な手作業

施工は経験を積んだ職人が一枚ずつ手作業で行っています。紙の張り具合や角の処理、細かい仕上げまで目を配りながら進めるため、仕上がりが均一で美しく保たれます。手作業ならではの繊細さが、和室全体の雰囲気を損なわず、落ち着いた印象を引き立てます。


地域密着型のきめ細やかな対応

全国に店舗を展開していますが、それぞれの店舗が地域に根ざした活動を行っており、お客様との距離が近い点も特長のひとつです。困ったときに気軽に相談できる関係性を大切にしており、小さなことでも丁寧に対応しています。初めての方でも安心して相談しやすい環境づくりを心がけています。



まとめ

障子は日常生活のなかで少しずつ傷みが進んでいくものです。特に紙の破れや木枠のゆがみは目につきやすく、見た目だけでなく開閉のしやすさにも影響が出ることがあります。簡単な補修で済む場合もありますが、状態によっては専門の職人による施工のほうが仕上がりが安定し、結果として手間や費用を抑えられることもあります。 障子紙の種類には、一般的なものから強度のあるタイプ、自然な風合いを持つ和紙などさまざまあります。用途やご家庭の環境に合わせて素材を選ぶことで、より納得のいく仕上がりにつながります。修理にかかる費用は紙の種類や作業内容によって異なるため、事前の見積もりを確認しておくと安心です。 金沢屋では、こうした点をふまえたうえで、ご要望に合う障子紙をご提案し、経験を重ねた職人が一枚一枚丁寧に張り替えを行っています。 年末に向けてご依頼が多くなる傾向がございますので、ご希望の日程がある場合は、できるだけ早めのご予約をおすすめいたします。 ぜひお気軽にご相談ください。

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